87犬です。

6月初旬のある定例MTGにて―。

話題は7月末のメッセンジャーレースに勝つために、どう臨むべきか?にシフトしていた。

(残念ながら、このレース自体は現在、開催するかどうか協議中。。。)

この問いには、昨年の世界大会直前に行われた草レースが参考となった。

最後の優勝争いに残った3選手を見て、周囲は騒然とした。
3人とも、京都から東京までの500kmの移動を自走してきた連中で、つい先ほどゴールしたばかりだったからだ。

京都 to 東京

それから皆が口にするようになった。

「やっぱり長距離を踏んだ奴は強くなる!」

「街をちょこちょこ走ってても急なパワーアップは期待できない」

、、、ということで、

「一皮剥けるために、長い距離を踏もう!ロングライドだ!」ということになり、
「目的地の方向は北に取って、仙台!」ということになった。

横浜―仙台は約400km。ちょうどいい。

日程は、7月の3連休(土日月)を利用することになったが、
18日の日曜の夜には横浜港の花火大会が復活することを後で知り、

この花火大会は見たい!ってことになり、
急遽ルートを逆向きに変更した。

予定では、金曜の業務終了後に夜行バスに乗って仙台へ向かい、土曜の早朝にスタートし、
日曜の花火打ち上げまでには戻ろう、というプランだ。

ゴール後のフィナーレに、「でっかい花火と友人たちからの祝福(勝手なイメージ)」
も悪くないだろう、と。

3連休なら最終日はゆっくり休んで、翌日からのデリバリーに備えられるだろう、と。

仙台でもどうやらやっているらしい同業のメッセンジャーたちと交流を図る、
という目的は、また次回に持ち越された。

次に、「ルートはどこを走る?」という話しになり、
見たところ国道4号ルートと国道6号ルートに大別できそうで、
どちらも距離に大差がないことも分かった。

「じゃあ、どっちの道が早いのか、2チームに分かれて競争して答えを出そう!」

ということで、2チームによるチキチキレースになった。(鉄腕DASHか?)

仙台 to 横浜 ルート4 or ルート6

ここまでの企画で、社内で公募。

新旧のメッセンジャー7名がエントリー。加えて親しい知人が3名。

最後のワイルドカードに、クーリエ代表、石出さんの飛び入り参加も決まった。

石出さん(Katzさん)は、過去、NY―フィラデルフィアや、ポートランド―シアトル
などを自転車で移動したことがあり、距離に対する免疫はできている。

頼もしい限り。

どのようにチーム分けを行うか、MTGで話し合った末、クリオ代表の柳川と、
昨年の世界大会で決勝5位の好成績を収めたジャージ選手の2名を
各チームのキャプテンに置き、ドラフト会議にてチームを決定しよう、ということに。

そして6月某日、緊張に包まれたドラフト会議が行われ、2チームがそれぞれ決定した。

●柳川チーム
次長選手
北極選手
カツキ選手
ZOO選手
KATZ選手

●ジャージチーム
バニヲ選手
カフー選手
おやつ選手
次長兄選手

それと肝心の走行ルートも一緒に、抽選により決定された。

上り下りの激しそうな、福島、宇都宮を通る国道4号の山岳ルートが柳川チーム、
海沿いをひた走り、いわき、水戸を通る国道6号のシーサイドルートがジャージチームとなった。

本番まであと2週間を切り、ツールドフランスも既に始まり、気分はロングライド一色。

さあ、果たして花火までに横浜に戻ることができるか?

どっちのチームが先にゴールするのか?

はたまた、全員完走できるのか?

、、、この「仙台to横浜 お帰り花火ライド」の模様は、またこちらでお知らせしたいと思います。

次回は、「各選手の紹介と、出発前のバタバタ編」です。

※皆さん、夏はロングライドに出かけましょう。

こまめな給水に注意。


第2回「仙台 to 横浜 おかえり花火ライド (出発前ドタバタ編)」
第3回「仙台 to 横浜 おかえり花火ライド (で、結局どうだったの?前編)」
第4回「仙台 to 横浜 おかえり花火ライド (で、結局どうだったの?後編)」