ひのりごと 27

先日の休み、2日間かけて丹沢の山々を歩いてきました。

千メートルにも満たない山を人に必死についていく状態から始まった、大人になってからの私の登山。

富士山も途中でリタイア。ちょっとした下りも怖くて恐る恐る歩いた大山(小学生が遠足で行く山)。メッセンジャーとは思えない貧弱なさま。

でもちょっとずつ経験を重ね、力もつき、一人でも登れるようになり、自然と辛さより楽しさを感じるようになりました。

今回は、女子三人で一泊二日の登山でした。
私がコースを決めて、山小屋を予約。
楽しみすぎて、行く前に「山のしおり」も作りました。あぁ、成長したな。山に行く時はなんでも人にお任せだったのに。
歩きながらうんちくを語る私。あぁ…人間て単純だな。得意げな顔してたのかな…。

登山での楽しみは、
行く前に地図を眺め歩くルートを確認したり、実際にそのルートを歩きながら体でなぞるように、地図では想像しきれない起伏や長さを体感すること。
そして目的地に到達したら、また地図を眺めて、こんなにこんなに自分の足だけで歩いてきたんだ!っていう充実感にひたります。
それから、準備も楽しみ。
今までの登山でメモしたことを頼りに、水や食料、服などを調節してベストなパッキングを目指します。
無駄なく、でも必要なものだけを背負ってる自分に満足しながら歩くのです。にやにや。

どちらも日々の業務での楽しみと重なります。
自分の走ったルートを確認したり、裏道を選んで思いもよらない急坂にぶつかってしまったり…。
経験年数重ねればだんだんとそういう体感は薄くなるけど、今でもそういう体を使った実感が好き。
天候を読んで、雨具を準備したり服をえらんでバッチリ上手くいった時の満足感もそうです。

自然を相手にしていると言うと少し大げさな気がするけど、完璧に読みきれないものを想像しながら工夫してベストな状態を作るこの仕事。
実感と体感だらけのメッセンジャー。

山も街もどちらも楽しめる私です。