Nostalgic 2009 のお知らせ

2009年に開催されましたメッセンジャー世界選手権 東京大会の映像を
大スクリーンで見ながら楽しもうというイベントが間もなく開催されます。

ただ昔を懐かしむだけでなく、これからのメッセンジャー業界をどのように進めていったら良いのか、
そのヒントが当時にあるのではないか?など、見る人それぞれの感じ方で楽しんでもらえたらと思います。

2/5日 18時~21時 @六本木 スーパーデラックス (東京都港区西麻布3-1-25 B1F)
スクリーン3発打つので、皆でゆるく楽しみましょう。
それにしても7-8年とは時間掛かりましたね。笑

プロモーション用映像はこちら (18s)

nostalgic 2009 PV

猫の仮面を付けて集まりませんか~

12/2金 19時~ @新宿のルミネゼロにて猫愛家たちの交流イベント
CAT面舞踏会」(きゃめんぶとうかい)があります。

cataball_01

それのメインビジュアルとキャラクターデザインを、クリオシティのデザイン事業部が担当しています。(ハイカロさん、頑張ってますね)

この最高に面白そうな企画、興味を持った猫好きなあなたは是非参加してみて下さいニャー。

詳しくは、FASHION PRESSでも取り上げて頂いていますので、check it.

PEDAL OUT YOKOHAMA -step02-

pedalout2flyer

go out, chill out, paddle out, “PEDAL OUT”!
ということで、街と人と自転車をテーマに交流を目的とした横浜ローカルコミュニティイベント。
この度2回目。
場所は横浜西口、鶴屋町。
企画してくれた皆さん、どうもありがとうございます。

クリオの信長も1930~2030でDJやります。

また、大きなバッグ生地をキャンバスにしたライブペインティングも楽しみです。

なぜ水曜日の夜に開催か??
それは自転車屋さんのお休みが多いから、だそうです!笑
週末開催のイベントには自転車屋さんたちは参加できないですからね。

ぜひ仕事終わりに集まってワイワイ盛り上がりましょう!

詳細は以下フライヤー、およびA ブログより

pedalout2flyerbk

100%ノンフィクションロードムービー第3弾 「愛しのミドリビンカ」

それは、今から一年ほど前のことだった。

ミドリへ

 今まで、身勝手でがさつなおれを文句ひとつ言わずに支えてくれてありがとう。
 ろくに大事にもしてやれなかったけど、あなたのおかげで幸せな日々を過ごせたことに今さらながら気づきます。
 振り返ると、一緒に色んな町に行ったもんだよね。箱根や富士山に登ったのも今となっては良い思い出です。
 もしミドリに先立たれることがあれば、おれも終わりかなと覚悟していました。

ミドビンカ
 

私事になるが、長年連れ添った愛車ミドリビンカが最期の時を迎えた。

2015/1/16(金)午後、冬の日差しが斜めから頬を射す。

一週間の業務もあと数時間で終わりだ。僕は建物に立てかけていたミドリビンカにまたがり、次のデリバリー先へ向かう。

「カキン」

鋭い感触が尻に響いた。あ、ヒビが入っていたサドルがとうとう割れたかな?と思いつつも、とりあえずそのまま走った。

「チーン!チーン!」

自転車のベルをつけたバイクが目の前を通り過ぎる。そんなことをするのは同業他社のナンチだけだ。髭面で黒ずくめで金のアクセサリーがギラギラしている死神みたいな風貌だが、バイクにはてるてるぼうずをぶら下げているチャーミングなやつだ。

ナンチ
 

彼は僕の自転車によくイタズラをする。ある日同じビルの中で会った時、「パッションさんサドル換えましたね?」と言うので、え?ずっと同じだよ?と答えると、「いや…なんか変わった形のサドルになってましたよ。」と言ってそそくさと去って行く。

なんか怪しいな~と思ってビルから出てみると、

いたずらサドル
 

こんなことになってたり。
またある時は、僕のサドルのヒビ割れにバンソコを貼ってくれていたこともある(笑)、優しい男だ。

そのナンチが過ぎ去ったあと、サドルよりも全然下の方からきしむ音が聞こえる。イヤな予感がして停まって見てみた。すると

BBシェルのラグとシートチューブがつながっていない!!

…………とうとう恐れていた時が来てしまった。
だが意外と冷静だった。
ゆっくりとならまだ走れるな。
残りの業務が完了するまでは添い遂げよう。
立ちこぎをすると、シートチューブがゆらり、ゆらりと、夕陽を浴びてメトロノームのように左右に揺れた。
こいつと一緒に走れるのも今日が最期か。

(正直、ナンチのイタズラか?!と一瞬だが思ってしまったことをここで懺悔したい)

今までの思い出が駆け巡る。

「カラビンカ」で知られる九十九サイクルさん。
僕が語るのもおこがましいし、説明するまでもないだろう。

九十九サイクル
 

メッセンジャーの世界大会の映像

現在、懐かしの映像として撮り溜まってしまっている2009年のメッセンジャー世界選手権大会(CMWC)を中心に当時の秘蔵映像を編集し直しているのですが、ようやくお台場でのメインレース予選の編集がまとまりました。(シーン9とシーン10)

インタビューでは、クリオシティのメッセンジャーもチラホラ登場しています。

Scenes of MSGR では、2009年のメッセンジャーシーンを一つずつ切り取り、不定期にアップしていっています。

87犬のウンチクと共に、「 A 」の読み物ページでアップしていますので、興味のある方はどうぞ。

 

以下、シーン9のコメントを抜粋。

scene09

 

メッセンジャーのメインレース。

会社を模したチェックポイントがコース上にいくつも散らばっており、そこから荷物をピックアップし、伝票に書かれたチェックポイントまでデ リバリーする。スタート時に渡される大量の伝票と地図を照らし合わせながらデリバリー順をプラン立て、自分のペースでコース上に飛び出していく。

コースは広い会場を街と同じく迷路のようにレイアウトされ、衝突事故を防ぐため基本的には一方通行となっている。
そのため分岐点で誤った方に進んでしまうと後には戻れず、またぐるりと周回しなければならないため、一瞬の判断ミスで大きなタイムロスとなってしまう。

オーダーによって荷物の個数や荷姿、大きさも様々で、30分以内に届ければ問題ないものもあれば、引取りから5分以内に届けなければならない大至急のものも出てきたりする。
立ち寄った所では、できるだけ荷物の引取りとお届けを同時にこなした方が効率は良く、選手たちは走りながら頭をフル回転させながら走り続ける。

予選は全員同じ数のデリバリーをこなすが順番に指定はないため、最も早く終わるデリバリー順を自分で考えて全てのデリバリーを完了させ、ゴールに戻ったタイムを競う。一つ一つには制限時間があるため一つの荷物でもタイムリミットを外してしまうと予選落ちとなってしまう。

自転車のロードレースや数ある自転車競技の中で、メッセンジャーのレースが他のレースと異なるのは、こうした走るだけではない本来の業務に即した勝つためのエッセンスが必要となるところだ。

メインレースはたっぷりと、前編後編に分けてお送りしましょう。

========================

 

シーン10のコメント抜粋。

冒頭のインタビューにある通り、お台場フジテレビ前のエリアを借り切って、公道を使ってメッセンジャーのレースを開催できたということに、改めて実行委員会のご苦労を労いたい。
あれからもう7年も経とうとしているが、本当に手作りのイベントの中で最高のイベントだった。

幾つかのインタビューの中で、印象深いコメントを残している人がいる。レース後にピンクの愛車を掃除していたクリオシティのJAG(ジャージ)だ。
彼は言っている。
「自転車をちゃんと愛してあげれば、その分自転車は応えてくれる」
彼はこの後のメインレース決勝でも、その言葉通りとんでもないパフォーマンスを発揮する。
また、10年以上も走り続けているキャリアの中で、一度も交通事故に遭っていないという事実も、愛されている自転車からのお返しということなのかもしれない。
参加者達から時折聞こえる意義深い言葉もまた、興味深い。

今回は、通常のメインレースと同時にカーゴレースの予選も行われた。
カーゴレースとは、大きな荷物を運べるタイプの自転車で競うもの。
カーゴバイクには大きく分けて2タイプあり、一つはハンドルより前に荷台があるタイプ。
もう一つはサドルよりも後ろに積むタイプ。中にはアタッチメントで本体に固定してキャリアを引っ張るトレーラータイプのものもある。
海外のメッセンジャーの中には、カーゴデリバリーを主な仕事にしている人も多く、彼らはCMWCでのカーゴレースを特に楽しみにしている。

そして、予選をほぼノーミスで通過した上位者たちによる翌日の決勝レースへと続く。

映像はこちら

ひのりごと 46

image

今、スキーに夢中だ。
先日、仕事の関係上、スキーについて学ぶ機会があった。スキーの中でも山スキー、更にはテレマークというスキーの話にぐっと惹きつけられてしまった。私はスキーに馴染みがない。三十数年一度も経験することなく過ごしてきた。そんな私も、せっかく北国に来たのだからスキーはやりたいと思っていた矢先の研修だった。
スキーの始まりから今に至るまでの話、テレマークの成り立ち、テレマーカーの振る舞いを、”好き”という気持ちを根底に語られる研修は、仕事でありながらドキドキした。
スキー場でザックを背負って滑るテレマーカーは、お互い妙な親近感が湧くらしい。
それって、街で大きなバッグを背負った者同士が抱く親近感と似ている…。もう、この時点でぐぐっときてしまった。
マイノリティ(少数派)、カウンターカルチャー、メッセンジャーカルチャー。固定ギアの自転車のブームがピークにあった頃はそんな言葉にも、天邪鬼な気持ちで”なんだかなぁ”と思っていた。でもそんな時代もとうに過ぎて、”自転車”をそれぞれの嗜好でより自由に楽しむ人が周りに増え、私も程よく歳を重ね、そういうことの良さを素直に感じられるようになってきた。やっと。

敢えて身体に負荷のかかる道具で移動する、荷物を運ぶ、それを仕事にする。それを仕事に選ぶ時点である種の変わり者。物好きだ。
そんなところから始まる共有意識、共感は同じ都市を走る同業者、地方都市、そして世界に広がっていた。
知らない街に行って、同業者を見かけてなんの迷いもなく話しかけられるってなかなかないこと。話しかけるというより、思わず声を発する感覚。
そんな世界がスキーの中にあるということが驚きだった。
やってみたい!
とはいっても、知っている人は分かると思うが、テレマークはとても難しい。踵がフリーになるビンディングで斜面を滑り降りるのだ。(私が今できる最大限の説明。)スキー未経験の私には絶対に無理。絶対。
ということで、ゲレンデでアルペンスキーの練習から始めることにした。道具は周りの心優しい人が使っていないものを提供してくれた。この土地の人達はこの土地を楽しもうという気持ちにとても優しくて親切。
ゲレンデに5回行った。成長のペースは予想通り。でも楽しくてしょうがない。ゲレンデを滑る感覚を身体に残しながら運転する帰路。頭の中はドリフト状態。で、安全運転。メッセンジャーを始めたばかりの頃はその日一日の仕事をもう一度頭の中で繰り返しながら帰っていた。あの瞬間の荷物のピックからのあそこでのパス。良い瞬間を思い出しながら走る帰り道。メッセンジャーはナルシストな職業。

今の目標は来シーズン中に夏に歩いた山にスキーで入ること。それができたら、テレマークの練習の始まり、かな。
できるか分からないけど、とにかくやってみたいという気持ちもメッセンジャーを始めた時と一緒。
恋に落ちやすい性分は変わらない。

そんな中で最近はっとするような出来事があったのだけど、それはまたの機会に。
これからメッセンジャーバッグにスキーのウェアと練習後の温泉セット詰め込んで明日の準備だ。

今週末!1/23土にメッセンジャーのムービーイベントあります

こんにちは。 87犬です。

今週末になりますが、1/23土の夜にメッセンジャーに関するムービーを集めたイベントが東京・池尻大橋で開かれます。

天気予報だとだいぶ寒いみたいですが、めったにない機会ですので興味を持った方はぜひ来場ください。どなたでも歓迎です。

ヤナ犬含め、クリオスタッフも参加してます。

クリオが編集で関わっている作品でいうと、2004年の京都LOCO、2009年のGroup Ride from Kyoto to Tokyo, CMWC2009東京などの映像が流れます。^^

ずっと見入っていてもいいし、見ないでずっと誰かと話していても問題ありません。

以下、チャリンコーヒーでお馴染みのトミー氏からの告知文です。

会場で会ったら色々語りましょー!( ̄▽ ̄)

———————————————

昨年末に催された2015MSGR忘年会でVJとして流されていたメッセンジャーイベントの映像たちをじっくり観ようという上映会です。
エントリーフィー/¥1000/2ドリンク
※フードおよび3ドリンク目以降は、キャッシュオンとなります。

1/23(土)18:30〜23:00 ~
@4uatre(キャトル)   目黒区大橋2-22-2-B1

MSGR ムービーショー
開場18:30
上映開始/19:00頃〜順次上映開始

上映スケジュール
1.MASH WORLD PREMIER JAPAN TOKYO TOUR/上映時間00:00

2.TEAM TERRIBLE/上映時間05:07

3.BSBC CRIT/上映時間02:38

4.MSGR – Holic Kyoto Loco/上映時間43:29

5.MIXPRESSION11/上映時間00:00

6.CMWC2015 ”MELBOURNE”/上映時間13:56

7.CMWC2009”TOKYO”/上映時間59:55
23:00で一旦終了

23:00以降裏メニュー※希望者いれば上映

裏1.ケビンが日本語訳を付けたアレ(MASH)

裏2.MASSA ALLEY CAT

ひのりごと 再会 

温泉の脱衣所のドライヤーに十円玉を入れた。

なのに動かぬドライヤー。硬貨が詰まっていることに気がついて、持っていた一円玉で上からぐっと押し込むと何事もなかったように動き出した。

髪を乾かし終えて着替えていると、別の人も硬貨を詰まらせ、ドライヤーの前をうろうろしていた。先程の方法を教えるも、硬貨は入っていかなかい。すると、別のおばちゃんが登場し、ガタガタと機械を揺すり始めた。詰まらせた本人は諦めていたが、引かぬおばちゃん。数分後、遂におばちゃんが勝った。

ほっとした空気が脱衣所に流れる中、ボディークリームを塗っていると、鏡越しにうしろにいたおばあさんの姿が目に入ってきた。タオルで作った手作りのブラジャー。胸には大きく「いいタネ」と書かれていた。

一人感嘆していると、見知らぬ方が声をかけてきた。「あなたよく来るの?」と、温泉のスタンプラリーの台紙を譲ってくれた。スタンプを4個貯めると、1回無料で温泉に入れる。どうやら遠方の方なので、なかなか来れないらしい。スタンプは2個貯まっていた。

今日は色々とついている。

 

今、私はこんなドラマティックな脱衣所のある温泉のそばで暮らしている。(市内は温泉だらけ)

一年半前まで、クリオシティのメッセンジャーとして、生まれ育った東京を走っていた。

社長、やな犬さんの言葉を借りると、「雑多なメッセンジャー」の世界に10年近くいた。

そんな経験が功を奏してか、様々な人、仕事、文化、たべものが色濃く入り交じるこの土地で、今のところ楽しく暮らしている。

楽しいと言うと、簡単で単純な言い方かもしれないが、純粋に、興味深くて面白いことだらけだ。

 

はるばる東京から来た私を、人はめずらしがる。

「あんた、こった大変なとこさ何しに来たんず?」

よく、初対面の方にいきなり言われる。

もしかしたら、人によっては面食らうかもしれない。

でも、仕事中に新橋で信号待ちをしていた時に、「おい!ねーちゃん!あんた競輪選手になりなよ!」と、隣にいたおじちゃんに、いきなり言われたことのある身としては、こんなことなんてことないのだ。(因におじちゃんは、私の太ももの太さを生かさないともったいないと言っていた。)エレベーターで乗り合わせたおじちゃんに、「あんた男か?」と聞かれたことだってある。なかなかに雑多な日々だった。

寧ろ、初対面ながらも興味を持って接して下さる方が多い事はとてもありがたい。知る人よりも見知らぬ人が多いこの土地で、新しい出会いのきっかけとなる。

ここに引っ越してきて、初めて経験したアルバイト先のりんご農家の社長から、「順応性が高い」と言われたことがある。どちらかというと保守的で不器用な人間だと思って生きてきたので、素直に嬉しかった。

いつからこうなったのかは分からないけど、きっかけの一つは間違いなくメッセンジャーだと思う。

ありとあらゆる天候のもと、暑いだの寒いだの文句を言いながらもそれを受け入れて走り、変わった職業(メッセンジャー)に興味を持つ世界中の変わった人達と出会い、会社を越えて世代やスタイルの全く違う人達とメッセンジャーのイベントを作り上げ…

雑多なものごとを咀嚼してゆっくりと受け入れていくことを周りの人達から教えてもらった気がする。

特に、雑多なものごとほど、噛めばかむほど、面白みが深まるのだ。

とは言いつつも、頑固で譲れない部分ももちろんある。

 

そんな私が、大好きだったメッセンジャーの世界を離れ、憧れと興味を持っていた北の地に来て1年半。

積み重なる新しい経験と、変わらないメッセンジャーとしての感覚。

この二つが入り交じった私の日々を、もう一度この場所で発信したいと思うようになった。

そんな気持ちを、勇気を出して、社長、やな犬さんに伝えたところ、すんなりと「いいよ。いいね。」と言って下さった。

さすがメッセンジャーだ。

やな犬さんに深く感謝しつつ、この場をお借りして、クリオシティのブログを見て下さっている、

クリオシティのお客様、メッセンジャー、元メッセンジャー、今この土地で新しく出会った人、通りすがりの人に、改めて、私なりの「メッセンジャーな感覚」と「今見ているもの」を伝えていきたいと思う。

戻ってきた「ひのりごと」。

はじめましての方も、以前も読んで下さっていた方も、改めてよろしくお願いします。

 

 

ノリ

1983年、東京生まれ。

高校卒業数年後、地図を眺めること、外にいること、男らしい世界…様々な「好き」が詰まったメッセンジャーになる。

全てのたべもの、のみものをこよなく愛し、食べ呑む日々。

乗り物は自転車も電車も車も全部好き。

現在、高校の頃から憧れていた北国で暮らす。

趣味:登山、写真、民藝、食器集め

好きな人:星野道夫、黒板五郎、河井寛次郎

好きなことば:「驚いている自分に驚いている自分」

ちょっとこの夏は西海岸までね

静岡弁で、パッションがお伝えするだがね。

「ちょっとこの夏は西海岸までね。」 ……なんつーても伊豆半島なんだみゃー。
ケッタでデラくそとぶんずらよ。

伝説となっていた社内合宿「ツール・ド・東伊豆」から早2年。今年の夏に、その続編「ツール・ド・西伊豆」が開催されたんじゃー。夏っつーても、もはや秋も深まる今日この頃なんだっけ、三人の精鋭による「西伊豆」レポート!

今さらながら読んでくりょー!


クリオシティとは、実は「鷲山会」という地下組織から形成されているという噂がある。新人ながらコワモテ度でそのトップに君臨する男、鷲山クッキー!

鷲山会時期会長クッキー
クッキー

クッキーの隊列今回、100キロを超える山道を走るのは初めての体験でした。当日まではどうなるか不安で、前日まではソワソワしていました。走るコースは海に近く、海風が気持ち良かったです。雨にもやや降られましたが、一緒に走る仲間に助けられながら、無事に完走することができました。

落書きされるフックん日々の横浜では体験できない峠など、険しい道も多く、登り坂の向かい風をこんなに辛く感じたことはありませんでした。今では多少の坂なら抵抗なく、西伊豆での経験が力となって、日々のデリバリーに活かされています。クリオシティに入ってまだ数ヶ月でしたが、寝食を共にできて、皆の様々な姿も見ることができました。

現会長との直接対決もちろん疲れもありましたが、達成感の方が大きく、宿に着いたときに飲んだあのビールは忘れられません。写真は拾った海藻を持って野山羊さんとタイマンを張っている今回のイベントの中で好きな写真の1枚です。



クリオきっての体育会の二人。メンチバチバチな割に武器はフニャフニャだがね。


二日目の海遊び。高さ5~6メートルの崖からバク宙で飛び込んで見せた男。それだけで無条件にヒーローだで!関内のプリンスことワイズ!

関内のプリンス ワイズ
ワイズ(写真中央)

序盤のアップダウン 戸田地区Courio-Cityで行くロングライドに初めて参加させていただき、普段関内周りしか走っていない自分が果たして完走出来るのか心配しかありませんでした。スタート直後にステムさんの派手なパンク。いきなり走行不能になり離脱。道中は先頭の方々に離され後ろの集団よりは少し前を走っていたので7割ぐらいは孤独に走ってたので辛かった記憶しかないです。ただ走り切った後の達成感は尋常ではなかったです。

寝どころ夕食後外に出たらどしゃ降りでした。道中降られなくて良かったなーと思っていたら、暗闇の中からずぶ濡れで下を向き顔をおさえて歩いてくるZooさんを発見。声を掛けたら…、顔に怪我を負っていました。その後病院で治療を終えると交通手段がなくなり宿に戻ることができず、どしゃ降りの中バス停で一夜を明かすZooさんと付き添いのパッションさん。2日目も普通にこなす精神力の強さにただただ圧巻でした。くしくもこれが一番印象深い出来事でした。

Y's激走みんなでレースではなくまったり走るのはとても楽しかったです、またあったらもう少し平坦なコースで参加したいです!



まあ簡単にいうと、つっころけたんだで。


ガチレースだった「ツール・ド・東伊豆」にも女子一人ながら参加し、力強く走り抜いたおやつ。
今はクリオシティからデイジーメッセンジャーに嫁いだが、その名古屋から盟友しぇさんと共にサプライズ参加!

おやつとしえさんのサプライズ参加
しぇさん(右)とDAISY MESSENGER おやつ。(左)

ペヤング先頭一度はZooさんの誘いを断った『ツール・ド・伊豆西海岸』。理由はただ1つ。置いて行かれるから…。

今年はツーリングというZooさんの強引な誘いから疑いつつも、しぇさんと参加する事に!!

南伊豆のトンネルこの旅路はステムのバーストからstartした。さすがステム(笑) 案の定、坂に差し掛かかったと同時にみんなが見えなくなった…。しかし!!今回は1人じゃなかった。しぇさんそしてZooさん・パッションさんが気にかけて頂いたのか、ずっと一緒に走ってくれた。
久しぶりもあって積もる話がたくさん。楽しかったなぁ。お喋りなおやつに付き合って頂きありがとうございました。Zooさんは途中体調が悪くなってきたのか口数が減り辛そうでしたが……。まさか、夜にあの出来事が起こる予兆とは思いも寄らなかったです。

龍宮窟での水遊びそして2日目は久しぶりにみんなのバカ騒ぎが見れて楽しかったなぁ♪♪♪ しぇさんも大分ご満悦でしたよ!!クリオの無邪気なメンバーが大好きみたいです★☆★゛

おやつも最初は断った西伊豆だったけどやっぱりクリオメンバーは最高の仲間だがね!!Zooさんをはじめ企画・準備に携わって頂いたみなさん良い旅・思い出をありがとうございました。



ペヤングvsクッキー
勝負の行方は?

100%ノンフィクションロードムービー 「一人だけのツール・ド・東伊豆」(改訂版)

この記事は2013年7月6日に行われた「ツール・ド・東伊豆」へのアナザーストーリー「もう一つのツール・ド・東伊豆」を新たに書き起こした記事です。

メッセンジャーはいつだって自転車が大好きなんでしょ?と思われがちである。
休日に遠くまでツーリングに行ったりするタイプもいれば、自転車に指一本触れないまま月曜日を迎えるタイプもいる。僕はというと……典型的な後者だ。

「ツール・ド・フランス」も観たことない、ロードバイクすら持っていない。
しかし…出ることになってしまった……社内ロードレース大会「ツール・ド・東伊豆」。

総勢15人が出場、3チームでの団体戦として振り分けられたうちのメンバーは、
●社長ヤナケン ●ホッピーことジロー ●チョモことイチロー ●おやつ ●僕の五人。

この中でチョモと僕の二人はピストでの出場。
一応解説、ピストとはギアが一枚なので変速が出来ない。山岳コースにおいては、雑な言い方をすれば軽いママチャリでしかない。

レース展開は想像がついた。
ホッピーがぶっちぎりで独走、残りの四人は途中でおいしそうな蕎麦屋とか見つけたら最後、勝負を忘れてくつろいでしまうだろう。
そして先にゴールしたホッピーが「あいつら何やってんだよ…フザケンナヨバカヤロ…!」とカリカリしながらお腹もカリカリかいている、という展開。

彼は僕に言った。
「ロードレースにピストで出るなんてバカですよ。おれだったら出ないですよ。」
勝負師の彼らしい。彼は機材にも妥協を許さない。
…そうだ、これはツーリングではない。勝負なんだ!

ミドリビンカ

でもマシンは、商売道具として愛用しているミドリビンカで走りたかった。
これでどこまで勝負出来るか?
その一部始終をつづった悪あがき日記をご紹介致します。

2013年6月28日(金)

レース1週間前、コースの詳細が発表された。
伊豆半島の東側を回るルートで、全長100キロが4つのステージに区切られている。距離こそ長くはないが、かなりの山岳ステージもあるという。
同僚たちは、ルートを調べたりパーツを替えたりと、静かに燃え始めた。

東伊豆ルートマップ変更前

僕はとりあえずハンドル周りをいじってみた。
日東B123ドロップハンドル340mmを、幅の広い400mmのロード用に替え、ブレーキレバーをブラケットの物に。見た目は好みではないのだが登り仕様にした。

そして何よりもギア比のセッティングだ。この選択が勝負を決めるといっていいだろう。
まずは登り用を考える。普段使っている厚歯でいくとチェーンリングの最小が42T、コグの最大はフリーで20Tというのが市販されていた=ギア比は2.1。相当軽い。
だがそれでもこのレース最大の難所、山伏峠は登れないらしい。
手持ちのパーツをひっくり返していると、10年以上前に初めて買ったマウンテンバイクについていたクランクが出てきた。ずっしりと重いそいつのほこりを払って見てみると、チェーンリングの最小が22!軸が四角い時代の物で、右クランクだけつけ替えることも出来る。トラックレースでも薄歯を使ったことがあるので対応する規格は知っていた。「6~8速」のチェーンと薄歯のコグで組み合わせれば……いける!

両切りホイールも駆使すれば、何種類かのギア比が使える。大丈夫だろう。
登りは1.5を切るぐらいの軽さの固定ギアがいいかな、下りはなるべく大きいフリーギアにしよう。
実際にマウンテン用のクランクをつけてみた。チェーンラインは問題ない。しかしチェーンリングの大きさに差がありすぎるため、インナー使用時にホイールを後方に引くと、トラックエンドのスライド幅を最大限に使ってもシャフトがエンドからこぼれ落ちてしまう。つまりチェーンが長過ぎる。

ミドリビンカ エンド

チェーンの長さは一本ではダメだということが判明した。

スペアのチェーンを持って走る?
コグを交換する必要もあるか?
各ステージのゴール地点で交換するなら、サポートカーに道具を預けて走れるか?
チェーンリングを外すのはめんどくさいから、いっそのことクランクごと換えちゃうか?
ならば厚歯も併用するか?
……仕事中も、ギア比のことばかり考えながら過ごした。

※ここからは、メカニック関係の方は決して読まないで下さい(苦笑)。

通勤で246を走っている時に、あるアイディアがひらめいた。
それは、マウンテンのクランクをフリー用として使い、さらに左側に固定ギア用のクランクをつけること!
つまり左右両側にチェーンリングを備えた、いわば「クランクの両切り」。
もちろん、両切りハブにもフリーと固定のコグをセットする。
これによってチェーンを換えるだけで薄歯フリーと厚歯固定の二種のギア比が使い分けられる。