Courio-City 公式ブログ

カテゴリー: 独り言 (3ページ目 (7ページ中))

ひのりめ

前回冬が好きだと書いたばかりですが、夏には夏の思い出がそれなりに。

夏の間に気になったもの(写真)を少しだけここに。

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高輪の急坂を登りきったカーブで待っててくれた紫陽花。
東京中に咲く紫陽花は夏の始まりの楽しみの一つ。

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有楽町の駅前を渡る人たち。スーツ姿のサラリーマンが多い街に鮮やかな色。はっとしました。

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郵便局の入り口で。
頑張って、頑張って咲いたけど…偏りすぎてます。自分と同じ不器用な姿が愛らしい。

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丁寧な仕事。

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一日中雨が降り続いた日。メッセンジャーに負けない精神力。明治座から続く某演歌歌手の花道。

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蟹。
まっすぐな道をひたすら走っていたら、蟹が横切りました。

そんな夏。

ひとりごと、ひとりの目。

ひのりめでした。

ひのりごと 29

昨日のお昼過ぎ。
空が突然真っ暗になりました。同時に強風が吹き荒れ、どしゃ降り。
少しずつ天気は回復したものの、そのまま空気は冬に入れ替わり。
劇の暗転の様な季節の変わり目でした。

というわけで、すっかり冬の空気です。

嬉しい。
冬が大好きです。

厚い雲からたまに注がれる黄色い光。
メッセンジャーバックの重みで、背中に貼ったカイロの温もりを感じる瞬間。
ネックウォーマーにすっぽりと顔を埋める心地よさ。
暖かい部屋で、温かいごはんを食べる自分を想像しながら走る夕暮れ。

冬ってロマンチック。私ロマンチスト。

そして、もう夏の暑さ、辛さは思い出せません。
辛かったよなぁ…と、脳のどこかに集中して、思い出そうとしてもあの瞬間の暑さは戻らず。
でもこうして、季節ごとの暑さ、寒さを忘れるから、来年もまたメッセンジャーができるんだろうなと思います。
上手くできてますね。

ちょっと別の話になりますが、
真冬の雨の日に、「この辛さに比べればどんなことも乗り越えられるだろう」と、走りながら思います。
でも、実際に別の辛いことに直面した時は、「あの辛さより辛い。あんな雨なんかたいしたことない。」と、よく思います。(メンタル弱いです。)
全然上手くできてませんね。

でも、その辛さと毎度毎度向き合っていくことで人は成長するんだなと思います。
えー…、なんの話をしてるのかって感じなのですが、最近もそんなことがありまして、逃げなくて良かったな。私頑張ったなと思う今日この頃なのです。

不器用なので日々色んな事に悩んだり向き合ったりですが、そんな時にきりっとした冬の空気の中を走ると気持ちもシャキッとします。
やっぱり冬が好きです。

ひのりごと 28

10月18日、15:08。
馬場先門の交差点。

偶然出会った同僚、Pさんから大福を授かる。
普段バラバラに走っている同僚と、こうして街の中ですれ違うことがよくあります。
大福は午前中のピックのヘルプのお礼だって。
「ハハハ!ちょうど持ってたからさ。」と、言いながら走り去るPさん。
(ハハハは私の中で付け足されたイメージです。)
交差点に秋風より爽やかな風が吹く。
私が好きな、昭和の少女漫画なら確実に恋が始まるワンシーンです。
今は平成、私三十代なので冷静に受け止めますが。

というか!
午前中荷物をパスした時に、ごそごそとバッグの中をさぐり、何かを渡してきそうな気配があったから、急いでるふりして逃げたのに!(実際急いでた。)
こんな微々たるヘルプでお礼されたら面目ないと思ったので。
しかしPさんの優しさから逃れるのは至難の技なのでした。

ごちそうさまでした。
Pさんがたまたま持ってるものって、だいたいすごく美味しいのです。

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ひのりごと 27

先日の休み、2日間かけて丹沢の山々を歩いてきました。

千メートルにも満たない山を人に必死についていく状態から始まった、大人になってからの私の登山。

富士山も途中でリタイア。ちょっとした下りも怖くて恐る恐る歩いた大山(小学生が遠足で行く山)。メッセンジャーとは思えない貧弱なさま。

でもちょっとずつ経験を重ね、力もつき、一人でも登れるようになり、自然と辛さより楽しさを感じるようになりました。

今回は、女子三人で一泊二日の登山でした。
私がコースを決めて、山小屋を予約。
楽しみすぎて、行く前に「山のしおり」も作りました。あぁ、成長したな。山に行く時はなんでも人にお任せだったのに。
歩きながらうんちくを語る私。あぁ…人間て単純だな。得意げな顔してたのかな…。

登山での楽しみは、
行く前に地図を眺め歩くルートを確認したり、実際にそのルートを歩きながら体でなぞるように、地図では想像しきれない起伏や長さを体感すること。
そして目的地に到達したら、また地図を眺めて、こんなにこんなに自分の足だけで歩いてきたんだ!っていう充実感にひたります。
それから、準備も楽しみ。
今までの登山でメモしたことを頼りに、水や食料、服などを調節してベストなパッキングを目指します。
無駄なく、でも必要なものだけを背負ってる自分に満足しながら歩くのです。にやにや。

どちらも日々の業務での楽しみと重なります。
自分の走ったルートを確認したり、裏道を選んで思いもよらない急坂にぶつかってしまったり…。
経験年数重ねればだんだんとそういう体感は薄くなるけど、今でもそういう体を使った実感が好き。
天候を読んで、雨具を準備したり服をえらんでバッチリ上手くいった時の満足感もそうです。

自然を相手にしていると言うと少し大げさな気がするけど、完璧に読みきれないものを想像しながら工夫してベストな状態を作るこの仕事。
実感と体感だらけのメッセンジャー。

山も街もどちらも楽しめる私です。

ひのりごと 26

先週は夏休みを頂き、昨日は一週間振りの仕事でした。

久しぶりの仕事ってソワソワします。
出勤して、同僚に会う瞬間は何でだか照れ臭いし、久しぶりに感じる仕事の緊張感!
って、たったの一週間なんですけどね。
まぁ、そんなソワソワも出勤して30分足らずでいつもの日常に紛れていきます。

が、違和感が一つ。
自転車です。
休んでいた間、自転車に乗らないどころか、触れる事もありませんでした。(自転車を置いて遠出してました。)
ハンドリングがちょっと違和感。自分の自転車ってこんな感じだったっけ?いや、こんなもんだった…と、考えながらスタート。
暫くして…
いや、やっぱりこんなもんじゃない。
確かめたところ、前輪の空気がちょっと抜けてました。触った感じはパンクではない。寧ろそう願いたい!
ということで、ビルに到着してから空気を入れました。
これ、メッセンジャーっぽい小さなポイントなのですが、空気を入れてからビルに入って、出てきて変わりなければ大丈夫。もしまた空気が抜けていたらアウト!
空気はカチカチに入りました。
とりあえず良かった。
数分後…。
ビルから出てきて、タイヤをツンツン。
お、大丈夫。
走り出しました。
…。
あ~~、やっぱりダメでした。カチカチから一気にシュン。

えー…、週明け月曜日、忙しい月曜日。
そしてパンク修理が苦手な私。
苦手故に誰よりも心の底からパンクしない事を常に願っています。(わりと効果あり。)

抱えたニモツ
滲むアセ
誰も手を差し伸べてくれない
SO!
ここは大都会トウキョウ!
イワモトチョウ!!

韻を踏む余裕ゼロです。

しかしここからは、脳が開放したアドレナリンが全てを解決してくれました。
一気に高まる集中力の元、パンク修理にかけられる時間を計算。
瞬時に現在地付近で手の洗えそうなビルを割り出し、タタターッとビルの下に移動。(修理後の汚れた手では書類に触れられません。)
修理に必要な道具をささっと並べ、もの凄い集中力でホイールやチューブを外し(チューブごと交換する派。)、さっと新しいチューブをはめて、ホイホイとタイヤをはめていきました。
この瞬間、いつもの不器用で鈍臭い私はどこにもいません。
アドレナリン、素晴らしいですね。
修理が終わったら、予定通り手を洗って何事も無かった様に自転車に跨りました。

ここでアドレナリン終了。
まだ午前中なのにどっと疲れが。

なんて言っている暇もなく、パンク修理に費やした時間を走りで挽回。
あれ?かっこいい!?

いや、本物のメッセンジャーは自転車を一週間も放置しませんね。

反省からスタートした夏休み開けでした。

ひのりごと 25

週の始め、体がしっかりと動き出すまで時間のかかる月曜日。
この間の月曜日も、ちょっと疲れた体で家に帰ってきて、ぼーっとしながらネットサーフィンをしていました。

なんとなく、ふと思い出して「華恵さん」のブログを久しぶりに読みました。
華恵さん、小学生の時に賞を取った作文が話題となり、以来エッセイストとして活躍されている女の子です。今は現役の大学生。
小、中、高校生とその時々の気持ちを何のてらいもなく、真っ直ぐに綴った文章が好きで、成長を追いかけるように彼女の本を読んできました。
あまりにも真っ直ぐなので、同じ歳だった頃の自分にまとわりつく空気感を思い出して少し恥ずかしくなることもあります。

久しぶりに読んだブログには、最近聞いた音楽やYouTubeの動画が紹介されていました。

そしてあるMVの紹介の後にこんな文章が。

(以下ブログより抜粋です。)

==========

無我夢中になって踊ってる人なんて、最近日本で見たかな。

踊っている人を見るとしても、「◯◯スタイル」って、既に名前がついてしまってるか。
あるいは、周りの目を気にして、音楽にのってるだけ。

無我夢中になってると、すごいかっこわるい動きもするんだけど、それを思いっきりやってるから、
結局かっこいいのだ。
つまりかっこいいのだ。

今の日本の20代って、なんか、感情表現が豊かじゃない。
けだるさとか、あきらめとか、脱力とか…なんか、淡々とした感じ。
この感じ、基本的に私は苦手なのだけど、

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うんうん、と、うなずきながら、なぜかほろり。
ちょっと酔っていたのもあるけど、ほろり。

 

伝えたい事がある時は、下手でもかっこ悪くても一生懸命伝えた方がいいな。
改めてそう思いました。

 

9月にメッセンジャーの大きなイベントがあります。
「MIXPRESSION 11」
競技や食、お酒、時間を共にしながら、メッセンジャー同士、そしてメッセンジャーをとりまくあらゆる人と、業務を通して感じた事を共有する場。楽しむ場。

一日の中で天候が変わるだけでも色々な思いが巡り、色々な場所に行って、届け先、ビルの中、道で色々な人に出会って、毎日たくさんの感情が蓄積されていくメッセンジャー。

それだけ伝えたいことはたくさんあるのです。

 

熱いな(暑いな)と思う事もあるけど、自分達の思いを伝えたり、理解し合うために、自分の時間と知識と経験をたっぷり使って、試行錯誤しながらイベントに向けて準備するメッセンジャーがかっこいいと思うし、大好きです。

 

http://mixpression11.com/WP/

2013/09/15-16

(ボランティアスタッフも募集しています。)

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(MIXPRESSION 9の準備風景。)

ひのりごと 24

最近お気に入りの湊の和菓子屋さん、「しげ田」

あるメッセンジャーにどら焼きが美味しいと教えてもらってから、度々買いに行ってます。

どら焼きだけじゃなくて、柏餅やあんこがたっぷりとのった草団子も美味。
人気のどら焼きは売り切れていることが多いので、何時位に行けばあるのかを以前質問したところ、
「その日の売れ行きを見ながら作って補充してるから、その時々です。」
と教えてくれたお店のおじさん。
声やしゃべり方が 、気品というか清潔感があって、何かいい。
こんな感じで前を通ると、団子一本とか、どら焼き一個とか小さい単位でチョコっと買ってしまう。

今日はお昼ごはんにかんぴょう巻といなり寿司のセットを買いました。
(余談ですが、和菓子屋さんのかんぴょう巻って美味しいですよね!!!誰かに共感して欲しい。)
「これください。」と声を掛けると、既にパックされ陳列された商品を取り、ショーケースの後ろで紙に包むおじさん。
と、その前に…パックを開けて紅生姜を添えているのが見えました。
汁が移るのを防ぐ為の後のせ?理由は分からないけど、その一手間に嬉しくなりました。
そして、お店の包装紙をくるっと一巻き。

この包装紙でくるっていうのも好きなんです。
銀座のコロッケパンのチョウシヤ、芝の天ぷら天弘、八丁堀の のり巻きのまりっぺ、湯島のつる瀬の大福…
大好きなお店は、大体包装紙で包んでくれます。包んでくれるから好き?いや、美味しいから好き!でも包んでくれるからもっと好き!!

お弁当の無い日は大概お店に入らずどこかで買って食べるのですが、
袋から出して、紙をがさごそと開けるという一手間が「たべものに向かっている時間」を与えてくれて好きなんです。開ける時ワクワクしますしね。

ふっくらと巻かれたかんぴょう巻といなり寿司、そして刻まれた辛めの紅生姜…あぁ今日も満足の昼休み。

ひのりごと 23

梅雨間の日差しの強い昼下がり、芝浦の大きな建設現場の狭い脇道。
真っ白な日傘をさした4、5人のおばちゃん達が歩くのを、後ろから見守りながら(追い越し不可能)ゆっくりと走っていました。
ここに何ができるのか気になるおばちゃん達。
一人が工事概要の書かれた掲示板をじっと見つめます。
そして…
「色々できるみたい。色々!」
「あ~、そう!」
と、他のおばちゃん達は素直に頷く。
なんという情報処理能力。ばっさりと細かい情報を切り捨てました。
雑然とした情報が多い時代をたくましく生きる為に必要な能力なんでしょうか。

話変わりまして、先日の事。
同じく芝浦に頻繁に行くビルがあります。
最近そのビルの隣に新しく居酒屋ができました。見た目はよくある安い居酒屋。
ある日そこに列ができていました。恐らくランチ営業の開店前。シートを敷いて陣取りしてる人も。
何だろう?と思いつつもこの日だけの特別かな?とその場を去りました。
そしてまた別の日、やはり並んでいます。
もしかしたらそこに美味しい何かがあるのかもしれない!と思うと気になってしかたなくて、、とうとう列に並ぶ人に声を掛けました。
「あ、あの何に並んでるんですか?」
「オガサワラマルのチケットだよ。ランチじゃないよ。」
ん?
オガサワラマル…?
あ…小笠原丸!
(しかも聞いてないのにランチじゃないって言われた!恥ずかしい!先にもらっていた居酒屋の案内を後ろにそっと隠しました。)
居酒屋のあるビルに、小笠原海運という会社が入っていて、小笠原諸島に行く船のチケットを直接購入できるそうです。
意外すぎる答えにびっくりしましたが、急に小笠原諸島に興味が湧いてきました。
美味しいものではなかったのは多少残念でしたが。

走っていて気になるものがあったら、こんな風に直接聞いてみたり、後から調べてみたりします。
調べてから行くのも楽しいけど、目で見てから自分の感覚で気になったものを調べて自分なりに知識を収集、蓄積するのもなかなか楽しいです。
自分の中に作るスクラップブックみたいなもの。

こうして無駄な知識は溜まっていき、おばちゃんのようにばっさり情報処理ができないので、たくましく生きるにはまだまだ時間がかかりそうですが、スクラップブックから本当に自分の好きなものが見えてくる時は来ると思います。

ひのりごと 22

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昨日からやっと梅雨っぽい天気になってきた東京です。

雨の仕事を終えて帰宅したら真っ先にしたいこと。
1位 シャワー(熱め)
2位 ビール(いつでも冷え冷え)
3位 さっぱりした体で寝っ転がる(ごろーん)
ですが…

現実は、しっかりと濡れたバッグや雨具、靴等を乾かす作業が待っています。
「めんどくさー!ごろーん!プシュ♡」なんてしても、誰にも怒られることはありませんが、翌日には確実に「臭いと不快」が待っています。
朝一、靴に足を入れた瞬間に濡れる靴下。
メッセンジャーバッグを背負った時にじと〜。
フラップを開けた時にふわ〜ん。
最悪です。女性としても。

ということで、
帰ったら先ず、玄関で雨具を脱ぎ、新聞紙を厚めに敷いてバッグをドカッ。濡れてどっしりと重くなった靴下を脱いだら、新聞紙をビリっと破ってクシャクシャっと丸めて靴の中へギュッ。
バッグの中の小物も出して並べます。

ここまでできたらやっとシャワー。
面倒だけど翌日には「快適」が待っています。
乾いて軽くなったバッグ。
恐る恐る足を入れるも思いのほか乾いた靴。
まぁ全体的に臭いは少しあるけれど、通勤で風を当てればさよならできます。

これからの時期は翌日も雨なんていう日も続きますが、それでもこの作業はします。一日の始まりの一瞬だけでも快適さを味わいたいから。

少しでも気持ち上向きにしたい梅雨時です。

ひのりごと 21

水曜日の仕事帰りにライブに行った。

大好きなTOKYO No.1SOUL SETと、田島貴男(オリジナル•ラブ)、ペトロールズの3組。

ペトロールズから始まったライブ。
初めて聴いたけど、かっこいい!かっこよすぎる!大人!
音楽だけではなく赤いTシャツ、髪型も…。ドキドキ。

次は田島貴男さん。
オリジナル•ラブ、そこまで思い出が無い。けど、あの声、顔!は分かる。そして渋谷系というキーワードも。
登場…。
わっ!真っ赤なシャツ!シルバーのギラギラのギター!止まらない左足のステップ!!
ものすごい濃さだ。
普段なら後ずさりして引いてしまう濃厚さ。
けど、いつのまにか引き込まれてしまう音楽。すごい。
自分の知識が浅すぎるだけだけど、渋谷系のポップなイメージはない。強力な濃さしかない。

というか、何とか系って何だろう?
翌日、走りながら考えた。
私はカテゴライズされるのが苦手だ。
山ガール、鉄子、自転車女子。
神保町の古本屋に積まれた歴史の本をちらっと見ていただけで、「あんた、歴女かい?」と言われたこともある。
山も電車も好きだ。登ったり乗ったり、眺めたり。
自転車は周りの好きな人には叶わないけど、好き。
歴史は知るのは好き。詳しくは無い。
全て、自分の好きなものを好きな様に楽しんでいるだけだ。

先日、社長(弊社の)と話す機会があった。
最近社長は会う度にこのブログの話をしてくれる。
だいたい、「いいね!」と「もっと更新していこう!!もっと短くてもいいよ!」と言われる。
いつも自由に書かせて頂いてとても有難い。
そして、この時は私が発信したい事の話をした。

今までメッセンジャーは、そのライフスタイルや見た目を発信する機会が多かったが、私はそのメッセンジャーが見ているものをもっと発信したい。
メッセンジャーはかっこいい人が多い。けど、私の様にずんぐりむっくりな人もいる。
そして、大きな高速道路にテンション上がったり、路上の植木鉢に見とれたりする人もいる。
見た目だけでは分からない、その人が走りながら考えている事を伝えたい。
そしてそれは全員違う。

長くなったが大まかに言うとこんな事を給料明細を頂きながら話した。
社長も共感してくれた。(多分。)
そして社長は「メッセンジャーは雑多だ。」と言った。
多様性ではなく雑多。
今度は私がそれに共感した。
メッセンジャーという一つの職業の中に雑多に混在する様々な人。
カテゴライズできない色々な考えがあって面白い。

田島貴男のように全く枠のない音楽はかっこいい。それを伝える力があるのが更にかっこいい。

ライブはソウルセットで終了した。
彼らもカテゴライズできない、させない音楽。やっぱり大好きだ。

自分の好きなものを好きなように。
「あぁ…かっこいい大人になりたい。」と、思った水曜日。

そして、、隣にいた田島貴男の熱狂的なファンであろう女性の、何度も繰り返す「フォーーーーー!」という叫び声で、耳がぼんやり詰まっていた木曜日なのでした。

20130608-094728.jpg素敵な土曜日を。

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