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そんなこんなで(ひのりごと 11参照)、
一昨日から強風と共に降り続いた雨は、昨日のお昼過ぎに止み始めた訳ですが…

空が少しずつ静かになり、アスファルトが乾き、水分を背負ってうなだれていた草や花がふわっと軽くなって行く瞬間。
日が沈んで暗くなるのに間に合うように、街に久しぶりの光が射す光景。

その少しずつ変化していく、グラデーションの中に居続ける、気持ち良さ、心地よさはなんとも言えません。

毎日走っていれば、こんな事、幾度となく繰り返す事なのですが、
でも、その度に、驚きの様な、高揚する様な気持ちになるのです。

大げさなのかもしれないけれど、この気持ちがあるうちは、「まだ走れるな。」と、思います。